防災のこと

安心!もしもの時の住宅警報装置をチェック!

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

さて、前回は「ナカヌヒーは断捨離でスッキリ!」というお話でしたが、今回は、「安心!もしもの時の住宅警報装置」というお話です!

最近は、毎年のように自然災害が発生していますね・・・

先日も広い範囲にわたって線状降水帯が発生したため、
全国各地で長時間に渡って大雨が続き、被害が出てしまいました。
(一日も早い復興を切に願っています。)

でも、災害は自然災害だけではありません。
住宅で起こる火事も災害の1つです。

平成30年版の消防白書によると、住宅火災で亡くなる方の多くは、火災の発生に気付かず、「逃げ遅れたコト」が原因なんだそうです。
そのため、2011年6月1日から住宅への火災警報器の設置が義務付けられています。

火災警報器以外にも住宅に関する通報装置がいくつかあるので、種類や特徴などをご紹介します。

これから住宅購入や建築を検討されている方は、ぜひご参考にして下さい。

①住宅用火災警報器

ブザーや音で火災の発生を知らせる警報器のことです。
警報器には温度を感知する熱式と煙を感知する煙式の2種類があります。

消防法では、寝室と寝室がある階の階段に設置しなければならないとされていますが、市区町村などによって台所などに設置を義務付けている場合もあります。

ちなみに豊見城市では、上記以外に台所とすべての居室への設置を推奨(義務ではありません)しています。⇒「豊見城市役所ホームページ」

2011年以前に建てられた住宅については火災警報器が設置されていないコトがあるので、中古住宅を購入する場合には、事前に警報器が設置されているかを確認し、設置されていない場合には、住宅購入後に自分で設置しましょう。
警報器自体はホームセンターやインターネットなどで、安く手に入りますよ。

ちなみに火災報知器は10年をめどに交換するのが目安です。また、1年に1回は感知部分を清掃した方が良いので、年末の大掃除に掃除するなど定期的な清掃を。

②ガス漏れ感知器

↑↑我が家のプロパンガス用の感知器


ガス漏れを感知して警報を発します。
空気より軽い都市ガス用はガスコンロなどのガス器具よりも上に、空気よりも思いLPガス(プロパンガス)用はガス器具より下に設置します。

基本的に、ガス漏れ感知器は、ガスを開栓する際にガス業者さんが設置してくれるので、居住者で設置することはあまりありません。

ただし、定期的に感知器の「コンセントが抜けていないか?」「ランプが点灯しているか?」などチェックを行いましょう。

③緊急通報

「枚方市高齢者しっとこサイト」より


主に高齢者がいる家庭などに設置されるもので、在宅の高齢者の体調不良時や緊急を要する時などに同居者に通報する設備です。

最後に

防災設備は普段の暮らしの中でほとんど利用する機会がないので、ついおろそかにしがちですが、万が一の時のために、防災設備の設置やメンテナンスはしっかり行っておきましょう。

特に、ここ数年沖縄では木造住宅が急増しているので、燃えやすい木材は万全の注意が必要です。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪