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想いをつなぐアップサイクル~古材活用の座卓~

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入と住宅リホームの専門店」をしている ガクシです!

前回は「お休みのお知らせ」というお話でした。
今回は「想いをつなぐアップサイクル~古材活用の座卓~」というお話です。

古民家活用のコンサルティングの依頼を頂き、
先日、古材のアップサイクルとなる座卓を納品してきました。

2年前に現地を訪れた時には、立派な古民家が建っていました。


しかし、お客さまの祖父が建てられたという建物は、
残念ながら大部分をシロアリに蝕まれており、
古民家をそのまま活用するのが難しい状況でした。



せめて、「祖父の想いを繋ぐことはできないか?」ということで、
シロアリに食べられていない柱や梁を選り分けて、
座卓の材料として活用するコトにしました。


座卓の材料はすべて古民家の柱や梁の再利用。

木材の割れを防ぐ「ちぎり」が天板のアクセントになっていて、
天板を舞う蝶みたいでgood。



写真を撮り損ねてしましたが、座卓の天板裏を見ると、
ほぞ穴の跡が残っていて、歴史を感じさせてくれます。


古民家は解体されてしまいましたが、
新しく建つ住まいには、祖父の想いがしっかりと受け継がれています。

お盆や正月など親戚が集まる輪の中で、
きっと祖父が微笑んでいるコトでしょう。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪


ちなみに今回の製作は、Banana Furniture Storeの神田さんへ依頼しました。


実は、神田さん僕の中学校野球部時代の先輩でして。

当時は、しごかれていましたが、最近はすっかり優しい雰囲気でいいお兄ちゃんという感じです(笑)

そんな人柄同様、優しい佇まいの座卓に仕上げてくれました。