不動産のこと

不動産屋さんに必要な力とは?

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入と住宅リホームの専門店」をしている ガクシです!

前回は「沖縄タイムス地域貢献賞 贈呈式に参加してきました♪」というお話でした。
今回は「不動産屋さんに必要な力とは?」というお話です。


少し前に「古民家のお色直し完了!」という記事をアップしました。

が、今日は古民家解体の記事です。


同じ年数の古民家でも、建物状態や所有者の意向によって、

新しく生まれ変わるモノもあれば、

役目を終えるモノもある。



個人的には、古民家は大好きだし、とても魅力的だし、
一定の客層にはニーズもあると思っている。


しかしながら、建物の状態が悪いと、
安全性が担保できないため、解体を余儀なくされてしまう。



今回の建物は、シロアリの被害が広範囲に渡っていて、
構造的にも厳しく、正直改修するには莫大な費用がかかる。


莫大な費用を払ってでも、建物を活用したいという人と、
建物を解体して土地を活用したい人の割合どちらが多いか?

というと明らかに後者が多い。


割合だけで回答を出すわけではないが、
不動産のプロには、「できるだけ短期間かつ適正な価格で不動産を流通させる」役割があるので、売主様に「建物を活かして欲しい」という強い要望がない限りは、今回のような場合、建物を解体して、売地として販売を行っていく。

一方で、早く売るコトを優先するあまり、まだ状態の良い建物でも、解体して、資金力のあるデベロッパーや建売業者に売地として売ってしまうケースも少なくない。

それには、不動産会社の価値観が大きく反映される。


だから、沖縄の魅力的な風景や建築物を数多く残していくために、不動産屋に求められるのは、目先のことに囚われずに、「未来を想像する力」なんだと思う。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪