お金のこと

返済額から考える住宅購入予算



皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

さて、前回は「【買付証明書】ってなんぞや?」というお話でした。
今回は、「返済額から考える住宅購入予算」というお話です。


住宅購入を考えた時に、立ちはだかる問題の1つとして「住宅購入予算」があります。

多くの方にとってマイホーム購入は人生で最初で最後のどデカい買い物です。


なので、


「マイホームを買っても、長い住宅ローンを本当に返せるのか?」という不安が少なからずあると思います。

住宅購入予算の算出方法はいろいろありますが、今回は、「月々の返済可能額」から、あなたの適切な「住宅購入予算」を知る方法を書いてみたいと思います。

今の家賃から「返済可能額」を出す

では早速いってみましょう!

①今、あなたが住んでいる住宅の家賃はいくらになりますか?


プラス


②住宅購入のために毎月貯金している費用はいくらありますか?

もしくは、

貯金はしていないけれど、居住費に回せる費用(月額)はいくらありますか?



①と②(または②′)が出たら、それを足してみて下さい。

例)
①今の家賃  + ②or②′居住費に回せる費用

 60,000円  +       20,000円 

これが「月々の返済可能額」になります。

例でいうと
③返済可能額 = 80,000円

返済早見表から「借入可能額」を出す

次に下の返済早見表をクリックしてください。

「返済早見表(100万円あたり)」


返済早見表とは、借入期間と借入金利から計算した100万円借入した時の月々の返済額になります。

先程出した「月々の返済可能額」を希望の借入期間と借入期間が交わる数字で割って×100万円してみて下さい。

例えば、金利1%、返済期間35年だと返済額は2,823円になります。

 
なので、計算式は以下になります。

80,000円 ÷ 2,823円 × 100万円 =28,338,646円


出た金額が、あなたが借りても返済できる「借入可能額」になります。

そしていよいよ「住宅購入予算」

借入可能額が分かったら、次に住宅購入に充てられる自己資金または親から援助してもらえる金額を、借入可能額にプラスします。


仮に自己資金を300万円とすると以下のようになります。

借入可能額   +  自己資金・援助金    住宅購入予算
28,338,646円  +   3,000,000円  = 31,338,646円

出た金額が、あなたの「住宅購入予算」となります。

さらに住宅購入予算を÷1.08をすると諸経費分を除いたおおよその物件価格が出ます。(※住宅を購入する場合、物件価格以外に諸費用が約8%程度かかるため。)

31,338,646円 ÷ 1.08 = 29,017,264円 

例の場合でいうと、2,900万円位が、妥当な物件価格ということになります。


なので、インターネットなどで物件を探す場合には、上記計算で出た物件価格を目安に探してみて下さい。

まずは希望のエリアで探してみて、なければ周辺に広げてみて下さい。

でも、今の沖縄は価格が高騰しているので、もしかしたら希望エリアにない場合もあります。

その場合は、エリアをさらに広げるか、予算を増やす為の貯金や収入を増やす(共働きやWワーク等)方法などを考えてみて下さい。

人生1度きりのマイホーム購入を成功させるために、予算はあらかじめ、しっかりと決めておきましょう。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪