インスペクション

沖縄でインスペクション(住宅診断) 【床下調査】

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

前回は「リノベーションのイメージづくり」というお話でした。
今回は、「沖縄でインスペクション(住宅診断) 【床下調査】」のお話です!

床下調査とは、床下点検口から見える範囲で床組(土台や根太など)や基礎の立ち上がり、底版などの状態の確認、あとはシロアリ被害がないかなどの調査を行います。

また追加オプションで、床下点検口から中に潜って調査を行う場合もありますが、沖縄の場合、RC(鉄筋コンクリート)造が多く、床下のスペースが狭いため通常は点検口からの目視調査のみになります。

床下点検口の場所

一般的には、クローゼットなどの収納スペースの下に設置されています。
また、和室がある住宅の場合は、畳の下に点検口が設置されていることが多いです。

なお、住宅によっては、床下点検口がないコトもあります。
その場合は、点検項目であっても点検を行うことができません。

実際の床下の状態


先日、南風原町にある住宅のインスペクションを行った際、和室の床に著しい傾きが見られました。

↑↑床が下がり、スキマができています。


床下点検口から調査を行ったところ、床の間の奥の部分に大引きや束がなく、重みで床が下がっているようでした。

床下の空間は、普段の生活の中でほとんど見る機会がないため、床下で劣化事象が進行していてもなかなか気づくコトができません。

特に雨の日に水はけが悪い建物や著しい床の軋みがある場合などは、床下でシロアリ被害などの劣化事象が進行している可能性があるのでインスペクションをオススメします。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪