リノベーションのイメージづくり｜沖縄で中古住宅を購入してリノベする。

皆さんこんにちは！沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです！

さて、前回は「誰にも見られてなくて良かったぁ・・・」というお話でした。
今回は、「リノベーションのイメージづくり」についてのお話です！

リノベーションは自分の趣味やライフスタイルなどに合わせて、自分達だけの空間を作るコトができます。

でも、自分がどういう暮らしがしたいのかがはっきりしないと、カタチにするコトができません。

というわけで、今回は住みたいお部屋のイメージづくりについて書いてみたいと思います。

①理想の暮らしを語り合う「リノベ家族会議」

まず1つめ。
お部屋のイメージづくりで一番大切なコトは、家族で自分達の理想の暮らしについて話し合うコトです。

我が家も築39年の住宅をリノベーションして住んでいますが、リノベーションする前にあーでもないこーでもないと家族で話し合いをしました。
子供はまだ幼なかったので、我が家は基本的に夫婦で決めていきました。

家族会議で話し合った内容の一部が以下。

■ＬＤＫ
・リビングでゆったり家族で団らんできる暮らし。
・朝ごはんはさっとカウンターで食べて、夕飯はリビングでゆったりしたい。
・キッチン収納大き目希望（別で食器棚を用意しなくても収まる程度）
・テレビは壁掛けタイプを希望。
・スイッチはアメリカンスイッチを希望

■子供部屋
・採光確保の為、子供部屋に室内窓（スリガラス）が欲しい。
・当面は家族全員で子供部屋に川の字で寝る予定。
・将来的に子供部屋は2つに分けたい。

■水回り
・洗面台では髪を洗いたいので蛇口は伸びるタイプ希望
・トイレに手洗いをつけたい。

■玄関
・玄関は土間で広めがいい。
・テレビ付きモニターフォン希望。

家族で話し合うと、それぞれ希望が違ったりして、時には気まずい雰囲気にもなったりしますが、新しい発見があったりして面白いですよ。

話し合いで出てきた要望に優先順位をつけていくと、自分達がどういう所にこだわりを持っているのか少しずつ理想の空間が見えてきます。

②今の住まいのここがイヤだ！「不満ポイント特定」

2つ目は、今住んでいるお家の不便な所や「もっとこうだったらいいのになぁ」というコトを出してみましょう。

例えば以下のような感じ。

・リビングの日当たりが悪くて、いつも電気をつけとかないといけない。
・西側の部屋の西日が強くてめちゃくちゃ暑い。
・収納が狭くて荷物が溢れている。
・部屋数が少なく、子供部屋がない。
・収納の湿気が気になる。
・個室の部屋がなく、家で仕事ができない。
・クローズドキッチンなので、料理中に子供の様子がみれない。

など。

不満ポイントが出てきたら、今度はその逆のコトを書いてみましょう。

上の例でいうと、「リビングの日当たりが悪くて、いつも電気をつけとかないといけない。」なら⇒「日当たりの良いリビング」という感じ。

①で要望があまり出なくても、不満ポイントは結構出たりします(笑)

理想の空間に加えて、不満ポイントを出すことで、今まで漠然としていた暮らしのイメージがより具体的になってきます。

③インテリアのお好みは？「テイスト設定」

暮らし方のイメージが固まってきたら、好みのインテリアの写真や画像を雑誌やＳＮＳなどから集めてみましょう。

ヴィンテージ系、北欧系、インダストリアル系、カリフォルニアスタイル、アジアンテイスト、和風などインテリアのテイストも様々。

ベースとなるテイストを決めましょう。
個人的には、この作業が一番大好きで、他の人がどんな風にリノベーションしたのかお部屋を見ているとワクワクしてきます。（今でも半分趣味、半分ネタ探しでやっていますよ。）

我が家の場合、僕が元々ヴィンテージテイストのファッションや音楽が好きだったので当初からおおまかなテイストは決めていました。（もちろん妻とも共有していました。）
それをより具体的にするために「Ｐｉｎｔｅｒｅｓｔ」というアプリを使って、イメージに近い施工事例の画像を収集して、職人さんに伝えていきました。
「Ｐｉｎｔｅｒｅｓｔ」は、気に入った写真を保存すると類似した写真を表示してくれるので便利です。