リノベ・リフォーム

リノベーション前の解体費用っていくら?

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

前回は「リノベ暮らし見学会2日目」というお話でした。

今回は、「リノベーション前の解体費用っていくら?」というお話になります。

解体費用と廃棄物処分費

先日開催した「リノベ暮らし見学会」の参加者から「解体の費用はどれくらいかかりますか?」というご質問がありましたので、解体および処分費について書いてみたいと思います。

リノベーションをする場合、今ある内装や不要な設備を一旦解体してから作り替えるため、解体費用や廃棄物処分費がかかります。

解体費や廃棄物処分費は物件の大きさや現状あるものをどこまで残すかによって金額が大きく違ってきますので一概には言えませんが、今回は、我が家を例にかかった金額費用を安くするために行った方法について書いてみたいと思います。

我が家の解体費用

うちの家の場合、1階の事務所と2階の住宅の解体を行いました。

↑我が家の解体中の現場↑奥に見える階段も解体しました。

特に2階は、間取りを大幅に変更する予定だったので、床組以外の内装はほとんど処分。

設備もキッチン、トイレ、洗面台、お風呂、玄関ドアなどすべて解体して処分しました。

金額としてはトータルで140万円ほどかかりました。

ホントはもっとかかっていたはずですが、処分費を安くするためにいくつか工夫しています。

処分費を安くする方法①

処分費を安くする方法の1つ目は、ゴミの種類ごとに分別するコトです。

混載物といって、板に釘が刺さっているなど違う種類のゴミをまとめて出すと処分費は高くなります。

なので、コストを抑えたい場合は、ちょっと面倒ですが、ゴミの種類ごとに分けて処分しましょう。

木くず、内装材、金属くずなどに丁寧に分ければ資源としても使えます♪

↑木くず↑

↑天井に使われていた内装材↑

↑クギなどの金属くず↑

処分費を安くする方法②

処分費を安くする方法の2つ目が、「市町村管轄のゴミ処理場に持って行くこと」です。

各市町村には自治体が管轄しているゴミ処分場があります。

豊見城市の場合は「いととよ」という糸満市と共同のゴミ処理場があります。

市町村が管轄しているため、処分費が一般の廃棄物処理業者と比べると格段に安いです。

いととよの場合、10キログラムあたり60円

100kg処分しても6,000円です。

分別する必要はありますが、いろんな種類のゴミを捨てるコトができるので、かなりお得です。

タイミングによっては、ごみ処理場で掘り出し物に出会うコトも!?

ただし、市町村管轄のゴミ処理場では、業者が行った解体の廃棄物は受け付けていません。基本的に個人の家から出るゴミ(=自分達で解体を行う)に限られます。

また、豊見城市の場合には、事前に市役所に連絡して担当者に現地確認してもらってから処分場へ持っていかないと受け付けてくれません。

面倒ではありますが、大幅に廃棄物処分費が抑えられるので、おススメです。

番外編「廃材を生かす」

我が家では、「解体時に出る廃材を生かそう!」というコトで、廃材をパーテーションや鉢カバーなどに再利用しました。

↑廃材で作った事務所のパーテーション↑

↑同じく廃材で作った鉢カバー↑


家族で一緒にやれば、廃材が楽しいモノづくりの時間に変わります♪

↑パーテーション作りの様子↑

ちなみに廃材でこんなものも作っていますよ(笑)

↑首里城風「Little Free Library」↑


というわけで、じゅう(住)をもっとじゆう(自由)に♪