不動産全般

「立地の良さ」は時代と共に変化する。

こんにちは!
沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです。

前回は建物の瑕疵保険(10年保証)は引き継げる?というお話でした。
今回は「立地の良さ」は時代と共に変化する。というお話です。

物件を探す時に、「立地の良さ」というのは、ほとんどの方が重要視するポイントです。

しかし、不動産の「立地の良さ」というのは、常に一定したものではなく、お客様の好みや目的によって異なります。
そして、時代と共に変化しています。

かなり話は遡りますが、かつて沖縄が三山時代だった頃、各地に多くのグスク(城)が築かれていました。

特に最近縁のある南城市は至る所にグスクがあったようです。

グスクがあった場所のほとんどは、敵が攻めてきてもすぐ発見できるように眺望の良い高台にあります。
いわゆる崖の上です。

しかし、現在その場所を調べてみると、
けっこうな確率で「土砂災害警戒区域」に指定されています。

戦う為には適していたその場所も、
今では安心して暮らすにはオススメできない場所になっています。

また、数年前までは「TSUTAYA」がアパ―トなどの近くにあると、
成約率が高かったのですが、オンラインで音楽や動画が観られるようになった今では、成約を左右する施設ではなくなりました。

そして、2020年コロナ禍の時代を迎え、新しい生活様式が求められています。オンラインでの仕事が当たり前になった今、「立地の良さ」の定義が変わろうとしています。

というわけで、本日も年中夢求で