インスペクション

【ホームインスペクション@沖縄市】鉄筋コンクリート造 戸建て住宅

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

さて、前回は「【豊見城市 キッチン工事】市役所内売店キッチンコーナー増設」というお話でした。
今回は、「【沖縄市 ホームインスペクション(住宅診断)】鉄筋コンクリート造 戸建て編」というお話です。

先日、沖縄市にて鉄筋コンクリート(RC)造一戸建て住宅のインスペクションを実施しました。

建物は僕と同じ1979年生まれの42歳。

現在、居住中でリフォームするにあたって建物の状態を知っておきたいとのことでご依頼を頂きました。


建物全体のコンディションは良好で、構造体力上主要な部分(柱、梁、基礎、外壁、屋根など)はとてもしっかりしていて、メンテナンスを行えばまだまだ長く使える状態でした。

【外壁ひび割れ(クラック)調査】

【床下調査】

【床傾き調査】

【天井裏調査】

とはいっても、築40年以上が経過しているため、経年などで部分的に防水層が破断していたり、出窓部分の軒下に爆裂が発生している箇所がありました。

RC造の家も木造の家も最大の敵は、水分です。

鉄筋コンクリート造の場合、建物が古くなってくるとコンクリートの壁にクラック(ひび割れ)が発生します。

そのクラックから雨水や空気が侵入すると、内部の鉄筋が錆びて体積が膨張し、コンクリート内部から爆裂を起こします。

コンクリートが爆裂すると、鉄筋がむき出しになったりして、建物の耐久性を著しく損ねる原因になってしまいます。

なので、規定値以上のクラックが発生した場合には、外壁塗装や防水塗装などを行って、コンクリート内に水分が侵入するのを防ぎます。

補修工事は、全部やろうとすると、莫大な費用がかかる場合があります。
なので、緊急性を要する箇所から優先順位をつけて、計画的に工事を行うことをおすすめします。

今回は、お客様の気になる箇所なども伺いながら、みっちり3時間調査を行いました。

帰りには、お母さん手作りの天ぷらまで頂きました。M様ありがとうございましたm(__)m

建物を長く使い続けるためのお役に立てたら幸いです。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪