インスペクション

打診棒で外壁を調査する方法 沖縄 インスペクション(住宅診断)

皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!

前回は「壁芯面積と内法面積の違い」というお話でした。
今回は、「打診棒で外壁を調査する方法」のお話です!

最近、ありがたいことにインスペクションのご相談が増えていますm(__)m

お客様の相談内容としては、中古住宅購入前のインスペクション(住宅診断)より、今住んでいる建物の状態を知りたいという方の相談が増えている感じです。

先日は中城村まで行ってきました!

当社は豊見城市にあるので、基本的には南部中心なのですが、知り合いからのご相談だったので快く調査してきました。

調査対象の住宅は、復帰前に建てられた住宅で、築50年程。
しっかりとメンテナンスを施せばまだまだ持ちそうな状態でした。

ただ、外壁の一部に劣化が見られ、打診棒を転がしてみると浮いている箇所がありました。

打診棒とは、壁やタイルなどの浮きを確認する道具で、先端の丸い球の部分で壁を撫でるようにして転がして音で診断します。(トップの画像参照)

打診棒という名称なので、「叩いて調べるもの」と思われがちですが、叩くと外壁が割れてしまうコトがあるのでインスペクションの場合は、叩かずに撫でるようにして使います。

浮いている箇所があると、正常な箇所に比べて軽い音がするので、音の違いで劣化現象の有無をチェックします。

先日調査した時の動画がこちら↓↓


音の違い分かりました?

外壁が浮いている箇所は一度ハツってから、補修した後に外壁塗装をすると長持ちします。

しかし、補修をせずに塗装だけしてしまうと、数年後に外壁が剥落してしまう可能性があるので要注意です。

見た目では分からない劣化も、打診棒を使えば音の違いで劣化状態を知ることができます。
劣化の状態によって、メンテナンス方法も変わってくるので、自宅のリフォーム前にインスペクションを入れるのも有効です。

というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪