皆さんこんにちは!沖縄県豊見城市で「安心できる中古住宅購入とリノベーションの専門店」をしている、リノベナビゲーターのガクシです!
前回は「リノベーション前の解体費用っていくら?」というお話でした。
今回は、「沖縄でリノベーションしたい方のお得なローンの組み方」というお話です。
中古住宅を買ってリノベーションを行う場合、ローンの組み方には主に2つの方法があります。
以下の内容を参考に、お得なローンを上手に組んで下さい(^^♪
①中古住宅購入費+リノベ費を別々に借りる

1つめは、中古住宅購入にかかる費用は住宅ローンで借り入れ、リノベーション費用はリフォームローンとして別々に借り入れするパターンです。
少し前まで、リノベーションする際はこの借り入れ方法しかありませんでした。
リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高く、また返済期間が短いので、毎月の返済負担額が大きくなります。
そのため、この方法はあまりオススメできません。
中古住宅購入費+リノベ費おまとめローン

2つめは、中古住宅購入費用とリノベーション費用をまとめて住宅ローンで借り入れする方法です。
最近は、国が既存住宅(=中古住宅)市場活性化へ方策を打ち出していることから、ほとんどの金融機関で中古住宅購入費用とリノベーション費用をまとめて借入できるローン商品が出ています。
ただし、この場合、中古住宅の本審査までにリノベーション費用の見積もりを借入する金融機関へ提出しなければならないため、スピーディーな手続きが求められます。
おまとめローンで借り入れができれば、金利も低く抑えられ、全体の出費を抑えることができます。
当社では、リノベーションの協力会社と連携して、リノベーション費用の概算見積書をスピーディにお出ししていますので、リフォームやリノベーションを行う場合はほとんどがこの方法にて借り入れしています。
実際にはどれくらい違うの?
では実際に、ある金融機関のローン商品を例にシュミレーションしてみましょう。
中古住宅の物件概要は以下の通り。

①住宅ローンとリフォームローンを別々で借りた場合
■変動金利型住宅ローン
・借入金額:3,000万円
・変動金利:1.0%
・返済期間:30年
・ボーナス払い:なし
・月々の返済額:96,491円
■リフォームローン
借入金額:500万円
変動金利:5.80%
返済期間:10年
・月々の返済額:55,009円
・月々の返済合計額:151,500円
・総返済額 :41,338,196円
②中古住宅+リノベーションおまとめローン
■変動金利型住宅ローン
・借入金額:3,500万円
・変動金利:基準金利1.0%
・返済期間:30年
・ボーナス払い:なし
・月々の返済額:112,573円
・総返済額:40,526,579円
結果として、最初の10年間はおまとめローンの方が月々の返済額が約39,000円も安くなりました。
また、総返済額は810,000円もおまとめローンの方がお得です。
「中古住宅を買ってリノベーションする」という内容は同じでも、
ローンの借り方によって毎月の返済額や総返済額に大きな違いが出ます。
不動産業者さんの中には、新築の建売住宅を専門に扱っていて、リノベーションする時の借り入れ方法については知らないコトもあります。
中古住宅を購入してリノベーション(リフォーム)をする場合には、担当者の方に中古住宅購入費+リノベーション費をまとめて借入れできるかを確認しておきましょう。
また、リノベーション工事中は利息だけの返済になるよう金融機関と事前に打ち合わせしておくことも忘れずに。
というわけで、じゅうをもっとじゆうに♪